新年あけましておめでとうございます。
そして、今年の1月でプレマルシェ・カカオレート・ラボは3周年を迎えることができます。
いつも本当にありがとうございます。
あっという間の3年間でしたが、嬉しいことも悲しいことも、本当にたくさんの経験をしてきました。
開店してからは「現状に満足しない」ことを大切にしながら、新商品の開発や新しい挑戦を続けてきました。
改めて振り返ってみると、カカオレートラボを通して、この3年間で私はいくつもの夢を実現することができたと感じています。

最初に叶った大きな夢は、自分が作ったチョコレートで国際コンテストに入賞することでした。
ありがたいことに、開店1周年を目前に初めて挑戦したコンテストで銅賞をいただくことができました。
その後も挑戦を重ねる中でいくつもの賞をいただき、本当に恵まれていると感じています。
次に叶った大きな夢は、ラグジュアリーホテルに私たちのカカオレートを置いていただくことです。
最初にお取引が決まったのは、大きな目標でもあったリッツ・カールトン東京様でした。
そして今では、バンヤンツリー系列のギャリア・二条城 京都様でも、カカオレートをお召し上がりいただいています。
そして昨年は、過去3年間の中でも特に「夢の実現のために奔走した一年」として、自分の中に強く残っています。
その中で、二つの大きな夢を叶えることができました。
一つ目は、関西最大級のバレンタイン催事への出店です。
実際の出店は今月後半からになりますが、昨年は春頃からそれを目標に、たくさんの準備を進めてきました。
出店については、また改めてお知らせさせていただきます。
もう一つは、東ティモールのカカオ豆を使ったチョコレートを、日本の皆さんに届けることです。
こちらも実際に手に取っていただけるのは、今年のバレンタインシーズンになりますが、昨年10月についに現地を訪れ、東ティモール産カカオのチョコレートに向けて大きく前進することができました。

自分の中では、立ち止まることなく進み続けようと、がむしゃらに日々を過ごしてきただけなので、その凄さを実感することはあまりありません。
ですが、こうして振り返ってみると、チョコレート店を始める前には接点もなかったような出来事を、本当にたくさん経験させてもらっていることに気づかされます。
すべては、カカオレートに出会ってくださった皆さまのおかげです。
本当に、いつもありがとうございます。
昨年末には、私が教員をしていた頃の教え子たちがカカオレートラボに遊びに来てくれました。
こんなに時間が経っても、私に会いに来てくれる子どもたちがいることを、本当にありがたく思います。
まだ小学生や中学生の子どもたちが、自分のお小遣いでカカオレートを買ってくれました。
大人にとっても決して安くはないチョコレートですから、子どもたちにとってはどれほど高価なものか、想像に難くありません。
その子たちは、私が担任をしていた子どもたちで、一緒に小麦を育て、海水から塩を作り、レシピを書いてパンを焼いた仲間でもありました。
開店に向けて、私が教員を辞めて食の道を選んだ理由について文章を書いたことがありますが、そのとき一番に浮かんだ
「大切な人には、安全な食べ物を食べてほしい」
という気持ちは、学校でのパンづくりを通して、その子どもたちから教えてもらったものでした。
そんな子どもたちが、どの味にするかを真剣に悩みながら、私の作ったチョコレートをお小遣いで買ってくれたことに、深い感銘を受けました。
3年という節目のタイミングで、開店当初の気持ちを思い出させてくれた子どもたちには、感謝してもしきれません。
これからも、カカオと向き合いながら、一つひとつ丁寧に、チョコレートを作り続けていきたいと思います。
4年目のカカオレートラボも、どうぞよろしくお願いいたします。
本年も、皆さまにとって穏やかで実りある一年となりますように。
プレマルシェ・カカオレート・ラボ
中川愛
